パソコンによる水彩画と作曲


平成17年3月の習作のひとつ
 水彩画をパソコンで描いてみようと思った動機は何も芸術的欲求の発露としてではなく、ホームペ−ジ製作に携わるうちに、使用するイメージにデジカメで撮った写真だけでなく自分で描いた絵を使った方がより格好良かろうという至ってよこしまな気持ちから出発したのでした。時は平成17年1月のことでした。

 絵を描くと言っても、小学校以来絵など描いたことがないので、とてもこれから絵画教室に通って腕を磨くという方法では生きているうちにものになるかどうかも判らず、それでは安直にパソコンで描いてみようということになりました。

 インターネットで「パソコン &描絵」というキ−ワードで調べて見ると、有料、無料のソフトウェアが色々あるようでした。 先ず、インターネットから無料でダウンロード出来る「hyper-paint」というのを試して見ましたが、これは無料の割りに中々機能が豊富でよさそうでしたが、使い方が難しくて2,3週間でギブアップする羽目になりました。

 そこで更に調べてみると、有料ではあるが巷にそのソフトをベースに沢山の参考書が出版されている「水彩7」というのがあることが判りました。早速、「パソコンでプロ並みの水彩画を描こう」という参考書を買い求め、付属についている体験版ソフトを使って水彩画を描き始めてみました。このソフト「水彩6」は参考書の解説の助けもあって無料の「hyper-paint」よりは使い方が易しいようでした。早速、「水彩7」(¥7,640)とペンタブレット(¥7,980)を買い求めました。

 所が、これが茨の道の始まりであること痛感するのにそれ程時間が掛かりませんでした。矢張り、この道も練習に練習を重ねないと上手に絵は描けないことを思い知らされました。そこで、チョット悪知恵を働かせて、その頃立上げを計画していた自治会内の「パソコン倶楽部」の仲間と一緒に腕を磨けば挫折することもあるまいと思いました。

 パソコンで作曲をしてみようと思った動機も水彩画の場合と全く同じで、ホームペ−ジ製作に携わるうちに、使用するBGMにインターネットから無料でダウンロード出来る音楽だけでなく自分で作曲した曲を使った方が、よりその頁に相応しい曲を奏でられるでしょうし、また格好良かろうという至ってよこしまな気持ちから出発したのでした。時は平成18年3月のことでした。

 作曲と言っても、小学校以来オタマジャクシの楽譜を読むことすら勉強したことがない世代なので、先ず音楽の基本的な知識を身につけなければなりませんでした。近隣の図書館に赴いて河西保郎著「やさしい作曲のABC」という本を読んでみました。次いで、amazon.comでDeskTopMusicに関する参考書を探しましたら、御池鮎樹著「裏口からのMIDI入門」というものが見つかり、それを読んでみました。後者はパソコンで作曲の基礎を勉強するには大変よい参考書になりました。この本で作曲するデータを入力するのにシーケンサーという種類のソフトが必要だと知りました。インターネットを通じてSinger Song Writer8.0というソフトが現在定評があることも判りました。Singer Song Writer8.0はお値段は年金生活者にとっては馬鹿にならない程のお高いものですが、使ってみるとパソコンによる作曲には素晴らしい道具であると思いました。販売先の会社のホームページを通したサポートも大変親切なのが何よりです。

 水彩画の習作は以下に順次発表致しますが、作曲の習作はへリンクして下さい。

筆の使い方の練習(平成17年3月)
グラフィックとテクスチャーの練習(平成17年2月)


「秋の農道」の習作 (平成」17年4月)

 上の習作は「ナツメ社」発行の「パソコンでプロ並みの水彩画を描こう」に付属しているCDの中にある練習素材「秋の農道」を元絵として、描画ソフト「水彩7」を使って描いたものです。
この絵は下絵、空、山、樹木、畦道の5つレイヤーから構成されており、以下のような手順で描きあげました。

(1)
CDの中にある練習素材「秋の農道」を元絵として「水彩7」のキャンバスに呼び込み、画像メニューのエッジ検出機能を使って「下絵」レイヤーを作成した。この下絵を元にして上層に組み入れた新たなレイヤーに彩色をすることによって絵が描かれた。
(2)
レイヤー・メニューの新規レイヤー機能で下絵の上に「空」レイヤーを作成し、「グラデーション」ツールで空色を彩色する。「グラデーション」の始点の色は青と水色と白をパレットで混ぜて作る。2番目の色は始点の色に更に白を混ぜて作る。山際の空をほとんど白くするために、3番目と4番目の色は共に白を指定する。「グラデーション」の範囲をマスク・ツールと4角範囲指定で山の稜線の少し下まで指定してから、「グラデーション」を掛ける。
空の色が描けたら、筆を使い白絵の具で雲を彩色する。絵の具の量を3分の1位にして、筆の形を斜め楕円形にして横にすうっと描くと少しかすれた自然な雲が描ける。
(3)
次に、山レイヤーをその上に加えて、遠近両方の山の彩色をする。勿論、遠い方の山を先に筆で描き、続いて近い方の山の色を塗る。パレットで色を混ぜ合わせて、遠近の山の色をだすのに工夫を要する。
(4)
山レイヤーの上に樹木レーヤーを作り、樹木の色をぬる。樹木の下色は筆で薄く描いておき、その上に影の色を出すにはマーカーで筆を放さないようにして繰り返し塗っていくと自然の影らしい感じが出る。
小屋の屋根も赤絵の具に橙を混ぜて作った色で塗る。樹木の幹や小屋の柱等もこげ茶系の色で細筆を使って丁寧に描く。木々や山の輪郭は薄こげ茶色でマーカーを使って軽く付ける。連続的に付けない方が自然な感じが出る。
(5)
最上層の畦道レイヤーを加えて、そこに黄色の稲、暗い緑の畦の草、道の影等を書き加える。作者のサインはこのレイヤーにenglish111フォントを使いこげ茶色で書く。
(6)
最後に下絵のレイヤーを外して保存する。場合によっては下絵を外さない方が良い時もある。保存するファイルはオリジナルとしては「水彩7」のSUD形式で保存しておき、メールで送ったりホームページに掲載する場合は一般のJPG形式で保存しておく。

平成16年10月初旬の8日間、家族でスイス・アルプスへのハイキング旅行をした折にツェルマットからマッターンホルンをデジカメで撮った写真を元に「水彩7」を使い描きました。

平成17年7月20日家族で磐梯山へ登山した折にデジカメで撮った写真を元に「水彩7」を使い描きました。

平成16年10月5日家族でスイス・アルプスのアイガー北壁直下まで登った折にデジカメで撮った写真を元に「水彩7」を使い描きました。